
スパルタ王、レオニダスに率いられるギリシア軍(中心となるのはスパルタの重装歩兵)。
重装歩兵、裸じゃないだろう。まるで、アメフトだな。ペルシャ側、クセルクセス・・・・・・、ペルシャ帝国の末裔イランの人たちが怒るのもわかる。
ちょっとだけ歴史を勉強していくとそれなりに楽しめるかも???
*備考:
テルモピュライ、紀元前480年に2回目(3回目?)のペルシャのギリシャ進攻に対するギリシャ連合が2箇所でペルシャ軍を迎え撃つ、その一箇所(主力はラケダイモン人=スパルタ人 もう一箇所はアルテミシオン、こちらはアテナイ人中心の海軍部隊)。同年アテネを中心とするサラミスの海戦にてペルシャ軍を破る(といっても戦争は終わらない)。
アテネはペルシャ戦争を境にして重装歩兵=有産階級から、舟の漕ぎ手=無産市民の発言力が強くなる。
スパルタは常に2人の王が存在。レオニダスはそのひとり。
300人は王の親衛隊(この時の300人は子供がいる者達、家を絶やさない為の配慮らしい)。映画のようにレオニダスが最後に死ぬわけではない。また、スパルタ人と共にテスピアイ人とテーバイ人が最後に残る(テーバイ人は降伏)。目を負傷し帰国したスパルタ人はアリストデモスとすると、最後のシーンはプラタイアの戦闘。。クセルクセスの兄弟2人もテルモピュライで戦死。
ペルシャ戦争の後はペロポネソス戦争がアテネを中心とするデロス同盟(当初デロス島に財源が置かれた。デロス島は有名なゲイの島・ミコノス島から船で日帰りでいける距離)のとスパルタを中心とするペロポネソス同盟の間に勃発。ギリシャポリス間の不和もペルシャ帝国側の働きかけによるものという説も。
ペルシャ戦争は、ヘロドトス「歴史」参照のこと。
映画のテルモピュライの戦いは、「歴史」巻七末に詳しい。
ペロポネソス戦争は、トゥキュディデス「戦史」参照のこと。
戦闘シーンを「ん〜、違うな〜」と思いながら、じっと見る私の横で家人はあくびをかみ殺していた。