日本の劇団のシンガポール公演、FIVE DAYS IN MARCH。
劇の後は作家・監督のOKADA氏との質疑応答。

監督が会話の「ずれ」について語っていた時、ふとそうだジャック・デリダは死んだのだな、と再認識(本を読んでいない、買ってさえもいない 哲学者、ジャック・デリダ いつか読もう でも難しそう・・・・・・)
始まった時にはなんだこの劇は?と思ったのだが(あの話し方が大嫌いなので)、じょじょに引き込まれていく。
とあるフリーター(男性)が売れない映画の挿入歌を歌っているバンドのコンサートに友人に誘われて行く。
そこで会った留学経験のあるフリーター(女性)と意気投合。
渋谷の道玄坂のホテルで5日間過ごすというもの。
それがイラク戦争開戦時。
二人は連絡先を何も交わさずに駅で別れる。
そこに絡む数人を交えての物語。
渋谷の土地の名前が何だか懐かしかった。
*備考:
劇団 chelfisch
4月25日、26日
Theatre Studio(Esplanade)
ジャック・デリダ
差延、ディコンストラクシオン(多分)で知られる難解なフランスの哲学者、アルジェリア生まれだったと思う。
数年前に死去。
そういえば私が好きな作家、カミュもアルジェリア生まれだ。
最近のシンガポール、太陽がまぶしい、暑いです。