10月30日から11月1日までエスプラネードで蜷川幸雄の海辺のカフカが上演中。
土曜日(10月31日)、8時PMからの回に行った。
2階の端から観るステージ。
個人的には面白く観られた劇。
20分の幕間(幕は実際降りていないが)を挟んで、8時PMの開幕が少し遅れて、終了が11時15分PM。
観客は日本人が見た目、2割から3割程度の様に見受けられた。
宮沢りえや藤木直人など知られた俳優も出ていた。
アクリルで仕切られた大きな箱をステージの上に動かしての舞台は初めて見るものだった。
宮沢りえが小さい箱に入って歌う 海辺のカフカ が幻想的。
村上春樹の世界をそこなわない様な演出が憎いほどに難解。
日本語が全て上手く英語に訳されていなかった。端折っているセンテンスもあり。
そうカフカが話すアイヒマンの裁判がエルサレムであったという字幕はテルアビブと書かれていなかったろうか?
同じ蜷川幸雄の劇でも主役が藤原竜也だったムサシの方が終了時の観客の盛り上がりは大きかった気がするのは、蜷川幸雄自身が最後の挨拶にステージに出てきたのもあったのか?それともカフカはひじょうに難解だったせいか?
今回は別途蜷川幸雄のトークセッションは行われなかった様だ(イベント情報を知らなかっただけかも知れないが)。
過去の記事(下記)もご参考に