2009年10月24日

クラークキーの空を見上げる

夕暮れのクラークキーの空を見上げると月が見えた。
クラゲのような雲を大きな透明な傘の向こうに、一枚。

CQmoonin thesky.jpg

シンガポールの空が奇麗なのは夕暮れだと再認識。

暮れなずむクラークキーの雑踏を「上を向いて歩こう」を口ずさみながら歩いた金曜日だった。


まだ、20代の頃(93〜95年くらい)にタイ・チェンマイのホテルのバーで、何か歌えとタイ人スタッフからせがまれたことがある。
ステージ上のバンドに「スキヤキ・ソング」知っているか?と聞くが首をかしげる。ちょっとメロディーを歌い、これで伴奏をとリクエストしたが、途中で音が途切れた。

どうもだめのようだ。あきらめて席に戻ろうとしていた。
が、その時に客席から、やおら立ち上がった数人の(アメリカ人だったろうか)西洋人がステージに上がってきた。
各自がバンドから楽器を取り上げ、OK!との声。
彼らをバックバンドにして「上を向いて歩こう」を歌った。
もちろん日本語で。

日本人の上司(奇しくも九ちゃんと同じあの飛行機に同僚が乗っていた)とタイ人スタッフから拍手喝さいだったのはいうまでもない。


人には各自、応援歌がある。
私にとってのそのひとつは「上を向いて歩こう」なのだ。

あなたの応援歌は何ですか?
posted by さとかず at 22:20| Comment(0) | TrackBack(0) | リババレー地区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック