
ここは医療機関と国税局のある場所。
*備考:
SARS(サーズ)で一躍名を馳せたTan Tock Seng Hospital(タン・トク・セン病院)もここの駅の近くである。その後、どうSARSの封じ込みに成功したかについては本も出版された程である。
当時高熱を出した人は、通常病院では受け入れ不可でこの病院直行であった(ただし、医師の承認があれば大丈夫)。
はからずも同時期にデング熱を発病した私は、家人の一計により日本人医師に連絡を取り、症状からしてSARSではないとの確認を取り、通常病院へと急行。入り口の体温検診(当時は病院の建物に入る人すべてに義務付けられていた。関所みたいなもの)でその旨を説明。診察を受けた。ただし、レントゲンは屋外に臨時設置の場所で行われたのは書くまでもない。
しかし、もしタン・トク・セン病院に行った場合には、大騒ぎになるところだった。はっきりするまでは接触した人たちすべてが外出禁止になるやもしれなかったのだから(数日後に入院、デング熱と診断された)。
家人の冷静な判断と日本人医師の的確な指示に感謝したい。