2015年03月27日

追悼 リークアンユー元首相 一般弔問に参加 3月27日金曜日 =これから行く人の参考に=

3月25日水曜日から28日土曜日までの一般弔問は、今迄にないシンガポール。
27日金曜日正午に行ってみた。

初日の25日は公道を行列が埋める事態となり、2日目の26日7時からはパダンに並ぶ様に急遽体制が整えられた。
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CityHallシティホール駅に降りると待ち時間8時間のプラカードを持った係員。
ハンドマイクを持った係員は出口Bへ人々誘導。

出口Bから出て、係員の指示に従い右折する。
四つ角をさらに右折し、パダン入口に着く。


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仮設トイレの付近で。高齢者や幼子、ハンディキャップの人々のレーン(右)と一般(左)に分かれる。

シティホールと旧最高裁判所は現在ミュージアムとして改装中。
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シティホールは、色々な歴史の証人とでも言える建物。
東條英機とチャンドラボーズが行進を返礼したのもここ。
板垣征四郎率いる日本がマウントバッテン卿j率いる連合国へ降伏調印をしたのもここ。
勿論の事、故リークアンユー元首相もゆかりが深い(NDPが始まったのもここ)。
能書きはさておいて、多くのアーミーテントが設置されている。
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アーミーテントの下で待機。
風が通ると涼しいが、無風になると芝生から熱気があがってくる。
軍服姿の若者から引率されて、移動。
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パダンにある記念碑を見ながら、パダンを出る。
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国会議事堂の方へ行く人々を横目に、
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あれれぇ〜
左折し、エスプラネードの方へ向かう。
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F1や近年ではNDPのThe Float at Marina Bayの観客席の前で蛇行し、その下を抜ける。
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ここの蛇行ラインは、当方が行った時間は利用されず。
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ここで水を受け取る。
シンガポール自慢のNew Water、汚水を蒸留したもの。
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パンをもらう。
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*各所で水やジュース、パンやスポンジケーキなどの提供があった。また傘も無料でかりられる。

やっとエスプラネードを再通過。
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橋の下をくぐり、後ろを振り返る。
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UOB Plazaを見上げ、まだまだ続く道にため息をつく。
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振り返ると、人人、そして人。
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道が細くなるここで、ぴたると動かなくなる。
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倒れた人がいたのだろうか?
車いすが運ばれていく。

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近年大改装し、綺麗になったVictria Theatre(ビクトリア・シアター)が見えてきた。
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ここを左に曲がり、右に曲がると橋(Anderson Bridge)の下の道。
オフィサーが来て、あと1時間半ですと言われる。
しばらく橋の手前で待機。
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橋の向こうにFullerton Hotelが見える。
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前へ前へ。

この時点であと1時間と先と違うオフィサーに言われた。
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Cavenagh Bridge(カベナ・ブリッジ)、この辺りを歩くと、それはそのままシンガポールの歴史散歩。
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Asian Civilization Musium(アジアン・シビリゼーション・ミュージアム)を右手に通り過ぎると、夜の為か?ワーカーが電灯を設置中。

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左手にBoat Quay(ボート・キー)が!もう少しだ。
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後ろを振り返る。
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そして、前を見る。
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国会議事堂近くには、テントが設置されてある。
あと60分!
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メッセージカードとペンを渡される。
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既に書かれたメッセージの一部が飾られている。

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X線などのセキュリティチェックを抜けると、そこは国会議事堂だった。
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建物の中は撮影禁止。
遺影の向こうに、シンガポール国旗のかかった棺。
3度お辞儀をして、ご冥福をお祈りした。

シンガポールに過ごして、18年目となった自分。
わずかなそこにいる時間はわずかながら、来てよかったと思えた。

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出口からはぞくぞくと人々が吐き出されていく。
この時点で、4時40分

シャンムガム外務大臣兼法務大臣が出口付近で国民に挨拶。
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3月25日水曜日から28日土曜日まで、10時から20時までの予定が、あまりの多くの国民の参加。
25日24時までにまず変更したが、らちが明かず、28日20時まで24時間体制で対応する事になった。
25日は鉄道と一部のバスの24時間運行。26日は鉄道はメインテナンスを理由に24時過ぎを最後に朝までお休み、一部のバスは運行。
27日は鉄道と一部のバスの24時間運航となった。

詳細は、下記のウェブサイトをご参考に。


これから弔問に行こうと思っている方々に、少しでもご参考になれば幸いです。

水の心配はないですが、お昼は日差しが強いので、傘を借りるか帽子をかぶって、熱射病にならない様に注意して下さい。
トイレはシティ・ホールでまずは行き、エスプラネードで再度行くなど、行ける機会に。
1人で行く方は、トイレ等に行く場合には、数多く立っているオフィサーや係官に相談をして下さい。
歴史に興味がある方は、歴史地区を歩く事になりますので、何かガイドブックなどでも本を持参して行くとよいでしょう。
インターネットで検索して色々と眺めながら歩くのもよし。
結構列がめちゃくちゃになり、強引に抜かれたりもされますが、気長に。あぁ抜かれちゃった程度に思って下さい。色んな人がいます。
立っている時間が長いので、革靴は避けた方が無難です(国会議事堂に入る時に履き替えるのも一つの考えです)。

追記(27日23時59分):27日深夜、キャパオーバーで安全確保の為、一時的にパダンへの入場を中止中。詳細は要確認。

追記(28日8時30分)今朝6:15から入場が再開されたそうだ。
posted by さとかず at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ●シンガポール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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