2005年06月14日

ezlink card

ezlink card はいわゆるJR東日本のSuicaがシンガポール国内で使用されていると考えると理解しやすい。

ezlink card.JPG

MRT(電車)、バス、そして最近ではマクドナルド、コーヒービーン(スターバックスのようなカフェ)でも使用が可能になった。


bus card reader.JPG

バスには上記のような読み取り機が出入り口についており、自動的に計算をしてくれる。乗換えなどは割引アリ。
*註:前乗車、後ろ下車基本だが、前から降りることも可能。導入後は前は乗車のみであったが、しばらくして下車もできるようになった。しかし、前で二度かざすと再度乗車したと計算されるので注意。写真は走行中で機械が休止されている(前から降りる場合には表示がENTRY/EXITとなっていることを確認すること。ENTRYのみの表示の場合には同じく再度乗車したと計算される)。Hotline(1800−2255663)、WEBサイト


top up machine.JPG

バスのインターチェンジに行くとカードのバリューアップが可能。この機械は現金は使用できず、銀行のキャシュカードを使用する(NETS)。MRTの駅設置の機械では現金でのバリューアップ可能(写真の機械もあり)。
*NETSとはキャシュカードを利用して自分の銀行口座から即時に引き落とされるシステム。カードの裏にNETSとマークが入っているカードが使用可能。NETSシステムは一般に街中でも商店で使用することができる(上限一日2000ドルまで)。

bus fare.JPG

バス料金なども現金よりもezlink card を使用する方が割安。
*バス料金は来月から値上げ。

*備考:
ezlink card の購入はMRTステーションなどで可能。
現在の料金は5ドルのカード料金(返金不可)、3ドルの保証金(返金可能)、7ドルのバリュー(使用できる金額)。導入時には在住者には割引制度があったが(導入後にこれをいち早く普及させる為と思われる)、現在は旅行者でも誰でも同じ金額。子供料金(0.9M以上かつ8歳未満)など、割引料金アリ(詳細は上記WEBサイト参照)。
機械に入れ、カードの使用履歴を見る事でその所有者がいつどこに移動したかを確認することが可能。近々タクシーでも使用できるようになるとの話があるので個人の移動の行動が色々とチェックできるようになるという危惧の声もアリ。

*余談:カード導入後にバスの中でまだ降りないのに降り口でカードをスキャンさせているおばちゃん発見!それって完全な違法行為です(時々、スタッフが乗り込んできて違法行為がないか、チェックする)。
posted by さとかず at 09:29| Comment(0) | TrackBack(2) | ●シンガポール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

Suica
Excerpt: SuicaSuica(スイカ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京モノレール、東京臨海高速鉄道の3社線専用非接触型ICカード方式による乗車カードの名称。JR東日本が開発し、自社線専用ICカードとして..
Weblog: カードMANIA
Tracked: 2005-06-17 23:20

ezlinkカードのデザイン
Excerpt: シンガポールの代表的な交通といえば、MTR(地下鉄)とバスです。 この2つに共通して使えるICカードが、 ezlink(イージーリンク)カード で
Weblog: 新加坡まったり紀行
Tracked: 2005-10-27 14:41